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「う」の上映 (金曜日) / 撮影の仕事(最近)

外人のneonwondergirlです。


私が今、高円寺の素人の乱12号店で、「う」という展覧会をやっています。


http://hall12.seesaa.net/article/153259912.html


最終日は今週、7月2日(金)です。その日はパーティー/上映会です。会場は18時から入ることができて、上映は21:30から始まることになりました。まだ順番は決まっていないのですが、上映する映画はこのかんじです(全て未発表):


「う」(岩佐浩樹)

「う」(ISHIKAWA Haruka

「う」(小杉衛蔵)

「う」(諏訪部貴士)

「う」(ハーポ部長)


監督の皆さんは、馬橋映画祭に出品したことある人で、スタイルは全部違うと思います!私がまだ見てないのもあって、めっちゃ楽しみにしています。

是非見に来てください!!!


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10年前は、ニューヨークでカメラアシスタントの仕事をしていました。最近、カメラアシスタントじゃないけど、またプロの撮影の仕事が一つ入っていて、この間までやっていました。


現場で毎日長い時間撮影すると、レコード店、飲みや、事務所とか家で仕事をやる時と違って、仕事が終わってから、ちゃんと体が疲れてて、ご飯もおいしいです。大変ですけど、体が疲れない仕事よりいいと思います。


今回はそういうところが昔と一緒だったけど、久しぶりにこういう仕事をやると、撮影することに対して自分の考え方がかなり変わったということ気づきました。


馬橋映画祭向けて友達と一緒に作ってる映画含めて、この10年間はプロじゃない撮影経験がたくさんあります。それから山形国際ドキュメンタリー映画祭を見に行くようになって、「ドキュメンタリー」というジェンルについて昔より詳しくなりましたし。こういう経験で、今度は撮影する時に、昔と違って、フィクションにしても、現場に行く前まで決めったことより目/カメラの前にある「現実」をもっと重要にしていますし、それからもう一つは、出てくれてる人たちとの関係をもっと気にしています。この二つは昔に仕事してた時に全然普通に見えましたが、今回は「ここが自分と違うな〜」と思いました。


「現実」は何かというのも難しいと思いますし、その点は今度書きますけど、出てくれる人について書きます。


普通のフィクション映画だと、多少は俳優さんとアイディア一緒に考えたりするのもあると思いますが、ほとんどは「役」がもともとあって、それと別で、その役を演じてくれる人を探します。という順番でしょうか。


もちろんこういうふうに作ってない人もたくさんいて、私もだんだん逆の方向に行っています。知ってる人がいて、それから役を考えます、一緒に話ながらでも。そうやって作ると、その人の「現実性」をちゃんと守られてる。。つもりで作っています。逆だと、現実性より、声/体/顔 が重要になってくる気がします。


最初から出てくれる人が決まっていなくて、役を決めてから探すのは個人時に不自然な作りかたです。他の監督ならいいかもしれないし、たまに自分もそういう時もあると思いますが、基本的にそれは最近なくなりました。


よかったら今週、個展でも見に来てくださいね。





| 馬橋映画祭実行委員 | - | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
みたんだよこのやろう!
 どうも、馬橋映画祭実行委員のすっちーです。

久々に劇場で映画を鑑賞いたしました。
北野武監督の「アウトレイジ」であります。

あらすじ
関東の巨大暴力団・山王会本家・若頭の加藤は、傘下の池元組が村瀬組と兄弟盃を交わして親密になっている事を快く思っていなかった。そこで加藤はこの2つの組を仲違いさせようと企て、池元に対して「村瀬を締めろ」と無理な命令をする。しかし命令を受けた池元は村瀬と兄弟分であるため自分からは手が出せない。これに困った池元は結局、配下の大友組に命令して村瀬組を締めさせる事に成功した。だが後に、この件が元で池元組と大友組の親子闘争が勃発し、やがては山王会本家をも巻き込む壮絶な下剋上の権力闘争へと発展する。その過程の中で大友組は一人また一人と殺されながら徐々に壊滅して行き・・・ ウィキペディアより

評判どおり、全員悪人、主人公がいない映画でした。
登場人物を均等に立てるっていう出来そうでできないことをやっていたと思います。
出演の役者さんたちも豪華だったのでなかなかどうなることやらと思ってましたが
あのバランスならきっとみなさん満足したんじゃないですかね。

とにかくバランスが平等というかメインの役者さんたち中心で話は進んでいくのですが
2軍の役者さんたちもけっこう活躍したりしてて監督の俳優へ敬意みたいなものを感じました。
まあ気のせいかもしれませんが。

下克上のお話なので死ぬ人と、生き残る人がいるわけですが、生き残ったからといってよかったな
という感想がまったく浮かびませんでした。「結局次はお前がしたように殺されるんじゃないの?」という負の宿命を連想させて終わらせてくれました。おかげで一週間ほど頭から離れませんでした。
続編を匂わせずに映画の先を想像させてくれる優れた映画だったと思います。
優勝して終わる、病気が治って終わる、泣いて終わるっていう最近の〇△メン青春クソ〇ンキー映画みたいなのに飽きちゃった方はぜひ観てください。

暴力から友情なんて生まれませんよ、暴力は暴力を呼びます。
死から愛は生まれませんよ、死は死ですよ。死んだら何にもなりません!
| 馬橋映画祭実行委員 | - | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
最近のわたくし
馬橋コラムには久々の登場。
実行委員(監督になることもある)のコジエです。

先月末の映画祭を終え、
ふとある事に気付きました。

第5回馬橋映画祭の翌日に仕事辞めたんだった。
で第6回が終わったってことは・・・

まるまる半年『無職』じゃん!

自覚してなかったってことが恐ろしいです。

そんなこんなで色々と考えた結果…
というか、考えるために、実は生活の拠点を
実家である山梨にこっそりと今月から移しました。

一応、都内のアパートはキープ。
ほぼ週いちで上京してきているんですけどね。

『アラフォー』という言葉は嫌いなので
『 LEVEL4 』とあえて言わせていただきますが
今年ついにレベルが上がってしまうわたくし。
まあ、節目ですよ、節目。

まあ、ちょっと気分転換をしつつ
上京した時に就活でも… というつもりだったのですが
これって確実に実家に「寄生(パラサイト)」ですね。

実家は農業を営んでいるので、夏に向けての筋トレも
兼ねて手伝いをしながら…なんて思っていたのですが
長年の都会暮らし=不摂生しまくりのおかげで
帰省(寄生)第1週目からダメっぷり炸裂。

緑がまぶしい!と感動したのも束の間、蚊の攻撃が尋常じゃねえぞ

週の前半は『寝たきり中年』
週の後半は『痴呆中年』
やったことといえば庭の写真を撮ったことくらい。

時として自然はスゲぇケミカルな色彩で人を驚かせますな

あーダメダメ!

実際に体調的なこともあったのですが
それにしても両親に申し訳ないというか
両親が可哀想すぎます。
書いてて嫌になってきた。

日課は「めだかの観察」というイタイ子になってます

と、愚痴っていても仕方がないので
この環境だから出来ること、感じられること、
そんな物事に意識を集中しながら New コジエ を
見つけ出してみようかな?なんて思っております。

来週末は近くの公園で『ホタルまつり』があります。

18歳で上京。気付けば故郷で過ごした時間よりも
東京で過ごした時間の方が長くなっていました。

20年振りに見るホタルの光は
今の自分の瞳にどんな風に映るのか・・・

少し楽しみです。


そうそう、巷で話題の『ほったらかし温泉』。
実家から5分ほどの距離です。
ほったらかす予定のある方はぜひご一報ください。


帰る、変える、代える、替える、還る、返る ・・・

散々、ダメっぷりを語っておいてなんですが
皆さんも、たまに何か『かえる』と楽しいですよ。


さて、
お別れのナンバーは最近ずっと聴いてる
RADWIMPS 『37458』





それではみなさん
またお会いしましょう!


盆地より愛をこめて
コジエ
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
次回策は?
 どうも、すっちーです。
今回はどうもご来場ありがとうございました。
監督の皆さん、編集、撮影、お疲れ様でした。

監督の皆さんのおかげで今回もなんとか形になり本当に感謝感謝です。
厳しい締め切りのなか本当にご苦労様でした。



さてさて、次回は?あるのか?ないのか?
発表はもうちょい先になるのか?
もうちょっとお待ちくださいませ!


たとえばあるとして…さあさあ次回はどうします?
いまからぜひ策を練ってください!

某監督いわく「馬橋映画祭なんて締め切り一週間前につくりゃあいいんでしょ?」
そのとおりです!作れば必ず上映させていただきます。
作ったもの勝ちなんです!

自分の作品がぜんぜん知らない人の目にふれ、
なんらかの反応があるということ快感はなかなか味わえませんよ!




次は出そうと思ってしまったあなた!

今日からデジカメや携帯カメラで何か残しましょう!
きっとそこからなにか生まれるはず!
怖がらずにどうぞ変態映画祭に参加してください!
お待ちしております!
| 馬橋映画祭実行委員 | - | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第6回馬橋映画祭閉幕しました。
ホッとしたような、寂しいような気分ですね…

先日「第6回馬橋映画祭」が無事閉幕しました。

ご報告と御礼が遅くなってしまいましたが
出品していただいた監督のみなさん、ありがとうございました
たくさんの選択肢の中から映画祭に週末の貴重な時間を割いて
来場していただいた観客のみなさん、ありがとうございました
実行委員も知らない間に映画祭の宣伝、情報発信や更新などを
していただいてた協力者のみなさん、ありがとうございました

馬橋映画祭にかかわっていただいた全員に
心より感謝しております。


印刷が間に合わず初日前半はコピーで誤魔化したプログラム。ちなみに担当はコジエです(ギリギリまで動けない性分)

あらためて今回の映画祭のご報告を!

ちなみにこの記事を書いているのは、最近の悩みが「つぶやけないこと」という
実行委員コジエですので超長文です。「あなたの今をつぶやかずに語ってみよう」を
コンセプトに独自開発した『コジッター』ですのであしからず。
コジッターには語る内容により種類があり「mayotter」「satotter」など長くなりそうなことが大半を占めています

第3回(2008年9月開催)から会場としてご協力いただいている
素人の乱12号店 エンジョイ☆きたなかホールですが
今回は初の試み(その1)として長方形の会場を縦ではなく横向きに使用してみました。
収容人数的に大差はないと思いますがスクリーンを強調するための工夫ができたり
いんちきレッドカーペットが敷けたりと、実行委員も設営していて楽しかったのですが
お客様からも今回はスクリーンの位置が良かったと言っていただけてホッとしました。

少しは映画祭らしくなったでしょ?

それでも、立見でご覧いただかなければならない上映回がでてしまったり、
ハンディキャップを持った方に対する配慮が会場設営の時点で出来ていなかったりと
まだまだ考えなければならないことは多いのですが、そういった反省点も含めて
回を重ねるごとに「成長する映画祭」であるよう前向きに取り組んでいきたいと思っています。

過去の上映作品詳細やチラシを一挙展示 なんちゃって「馬橋映画祭の軌跡」展も同時開催

そして、初の試み(その2)といえばアンケートの実施です。
アンケートの内容はと言うと…


今回の映画祭で実際に観た作品 / もう一度観たい作品
過去の上映作品で観てみたい作品
映画祭の感想、意見など


これまた初の試み(その3)である「アンコール上映」の為の実施でしたが
集計をしながら驚いたのは、今回上映した20本すべてをご覧いただいた方の多さでした。
全プログラムだと5時間ですから本当に感謝感激です。嬉しい想定外!
ん?なぜ想定外?

ちょっと補足説明をしますと

実はアンケートを実施するまでは、時間的にも本数的にもすべての作品を
観ることが出来る方は少なく、ほとんどの来場者は部分的にしか
観られずにいると思っていました。

そこで、アンケートを実施し、作品ごとに「実際に観た人数」と
「もう一度観たいと思った人数」を把握して公平に算出した
「人気作品」をアンコール上映することで、すべてを観ていない
大多数の方(←想定が外れた!)に、観ていない作品の中にも
素晴らしい作品があったことを知ってもらえるのではないか?
そう考えました。

ご存知のとおり馬橋映画祭では、作品への順位付や賞の授与を一切していません。
映画祭を始めた当初からの「キャリアや技術に関係なく映画を作るきっかけ」と
「その発表の機会」を作るという方針を貫き、これからも同じスタイルのままで
開催するつもりですが、今後はこのような形で(いろいろと改善点はありますが)
観客のみなさんにも「観るきっかけ+機会」を提供していきたいと思っています。

話が長くてすみません。
さて、ではそろそろ報告に戻りましょう。

プログラムでの上映が終わり、アンケートの集計結果をもとにいよいよ
「アンコール上映」の開始

時間の都合もあり上映本数がだいぶ限られてしまいましたが
新作20作品の中から5本と過去上映作品から1本を上映しました。
上映した作品をご報告します。


第6回馬橋映画祭アンコール上映作品

『 断片的できごと2010.1-5月 』 大倉優子 監督作品
『 岡山 / 高円寺 』 neonwondergirl 監督作品
『 Leur passage 』 ISHIKAWA Haruka 監督作品  
『 32845 』 VJ多幸感 監督作品
『 鞄 』 橋本匡太 監督作品 


過去上映作品より

『 日暮し 』 佐藤孝二 監督作品 (第1回出品作品)


これらを本番とは趣を変えて真っ暗にはせず、
照明をすこし絞った明るさの中で流しつつ
それを肴に呑んだり食べたりの交流会を開催。

そして…

2010年5月30日23時
第6回馬橋映画祭 閉幕

本当にありがとうございました。



でも、あと少しだけ書かせてください。
実行委員一同の感想としてではなく佐藤孝二という個人の感想を。

この前の記事にも書かれていたように
今回の映画祭の特徴はプライベート映像が多かったこと。

そして、そんなプライベート映像に挟まれるように
ドラマやドキュメンタリーが上映されていました。

どちらも素晴らしかったです。

僕自身は、第4回に『ココロニカクウタ』という作品を出してから
出品が途絶えてしまっています。その『ココロニカクウタ』という作品。
実は一番初めに(文章で)発表したのはmixiの日記でした。

その頃からつぶやきが苦手な自分は「実際にあったこと」を書いても
読む人は面白くないんじゃないか?そんなふうに考えていて
いつも読んでくれる「誰か」を意識して日記という作品を作っていました。

『ココロニカクウタ』の原作となった日記をアップした日。
誰からもコメントが付かず僕はへそを曲げました。
いや、逆ギレですね。

「コジエさんのは日記じゃなくて作品だから」そう言われたのを覚えています。
そして落ち込んだり、そんなことでへそを曲げてる自分に腹が立ったりしながら
最後に出した答えが当時の友人とのメッセージのやり取りの中に残っていました。

 
『日暮し』は映画という作品だけどあの当時の日常の記録だったように
この『絵描き歌』も同じようにここ数日に考えたことの記録。
だからこれは日記なんだよ
 


『日記』という言葉を「記憶」や「思考」と読み替えてください。
それを『記録』すること、そしてその『記録』を
誰かに対して発表する時、それは『作品』になります。

そんなことを6回目の映画祭を通して思い出していました。

まるでヤラセのようですが、嘘偽りなく(ありがたいことに)リクエストを
していただき自分が初めて作った映像作品『日暮し』が
今回の映画祭の最後に上映されました。
正直、涙を堪えるのに必死でした。

今回、初めて参加してくれた方。
次には出してみようかと思っている方へ。
どんなプライベートな記録でも構いません。どうか作品にしてみてください。

毎回参加してくれている監督へ。
監督自身の抱く表現したい「イメージ」「世界」「メッセージ」を
これからもどうか作品にして我々にみせてください。

結局のところジャンルやキャリアに関係なく
すごくプライベートな部分からしか『作品』は作れない気がします。

次回は久しぶりに自分も作品を作りたい。

そんな気持ちになれたのは皆さんの作品を観たからです。
本当にどうもありがとうございました。



馬橋映画祭実行委員 佐藤孝二 a.k.a. コジエ


てか、次回はあるの?


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