無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
[週刊マバコラ] こんな映画が観てみたい vol.2
絶賛無職中!

たまたま頼まれたワンちゃんの世話をしながら
Dog Sitter って New Yorker っぽくてステキじゃね?

犬さらいじゃありません

これなら平日の昼間から公園のベンチに腰掛けて
ボケーっと空を眺めてても「淋しい人」に見られないよね!
と友人にメールをしたら

「たしかにホームレスの人も犬連れてると淋しそうに見えない」

との返事をいただき、気分は New Yorker から
「家なき子」の安達祐実に…

同情するなら金をくれ!

そんないたたまれない気分の実行委員たまに監督の佐藤 a.k.a. コジエが
お送りする三週間振りの「週刊マバコラ」です。

空と僕とのあいだには今日も冷たい風が吹く!


たのむ!誰か作って!

今回の「こんな映画が観てみたい vol.2」はドラマ編です

原作があるならまだしも、いきなり映画でドラマを撮れって言われても
そう簡単に作れるものじゃありませんよね。(自分もまだ作ったことがありません)

そこで、原作とまではいかないけれど「原案」というか
用意された最低限のシナリオに自分なりの解釈で肉付けをしていくという
なんとも手抜きな方法を考えてみました。


作品No.03 「喝采」
コロッケやピーターじゃなくちあきなおみ


それなりのお年頃の方はタイトルを見てピンときたはず。
そう、1972年に発売された ちあきなおみ の曲のタイトルです。
その年のレコード大賞にも輝いた文句なしの昭和の名曲ですね。

それで、この曲がなにか?なわけですが
まあ、先を急がずちょっと聴いてみてください。





なにか気付きました?

実はこの曲、歌詞の中に悲しいとか切ないとか感情が一切出てこないんです。
淡々と情景描写と事実だけが綴られている歌詞。

勘のいい人はもうお分かりですかね?

そう、この歌詞をシナリオにしてしまいましょう。


[ Scene1 ]
シーン1

[ Scene2 ]
シーン2

[ Scene3 ]
シーン3

[ Scene4 ]
シーン4

[ Scene5 ]
シーン5


さて、ここで大事なのはPVを作るのではなくドラマというジャンルの
映画を作るわけですから「何を伝えるか」というテーマを決めること。
歌詞のとおり映像をつなぐだけだとカラオケのバックに流れる
チープな風景動画になってしまいますからね。

この曲の主人公はどんな気持ちなのか?
悲しみを乗り越えて歌っていくという決意なのか
それとも歌手という職業の皮肉さなのか・・・

そんなことを考えていくうちに自然と台詞が必要か必要じゃないか、
教会の前にたたずむ時の天気は雨がいいのか曇り空なのか
はたまた悲しいほど晴れ渡っていたほうがいいのかといった
細かい設定が浮かんでくるような気がします。

個人的にこの曲を題材にした複数の作品を観てみたい!

と、ここまで書いてふと思ったこと。
「手抜き」と言いましたが実はこれって凄く難易度の高いお題かも?

でも、もしこれを作ったら
ドラマ(映画)を作る上での基本はマスターしたも同然って気もします。


なるほどと思った方がいらっしゃいましたらぜひ映画化してください。
惜しみなく拍手喝采をおくらせていただきます。



それではみなさん、また三週間後にお会いしましょう。


佐藤 孝二 a.k.a. コジエ
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Myrna Loy / Theatre 80 St Marks

外人のneonwondergirlです。ブログの更新が遅れて申し訳ありません。

昨日、夕方、ブルックリンから高円寺に戻りました。家に帰ったら寝ちゃったので、ブログが遅れちゃいました。


前回のブログで「次回はニューヨークの映画レパートリーシアターTheatre 80 St Marksと女優のMyrna Loy (マーナ・ローイ) について書きます」というふうに書きました。Theatre 80についてすぐ書くことはできますが、この3週間ずっと悩んでたら、演じることについて書くのは難しいということに気づきました。


作品については私はとてもうるさくて、最近ニューヨークのミニシアターで見たミヒャイル・ハネケの「ザ・ホワイト・リボン」とヴェルナ・ヘルツォークの「My Son, My Son, What Have Ye Done」(日本語のタイトルはまだないみたい)と同じくヘルツォーク監督の「バッド・ルーテナント」の3本について次回のブログで色々な勝手な意見を書く予定ですが、この3本含めて、どの作品の中でも、カメラ、脚本、音楽などよりは演技というのが理論で料理しにくい気がします。


「役を演じる」という技術は、絵を描く、音楽を作る、踊る、写真を撮るなどの表現より、現実的ではなく、不思議な技術だという気がします。


例えば、画家が絵の具で絵を書くときは、花でも自画像でも、素材が絵の具とキャンバスで、作曲家は音を素材にしてるけれども、俳優の場合は自分が素材です。作家は単語で登場人物を作るけど、俳優の場合は、自分の手、足、顔、体、涙、声が素材です。

自分を素材として使って、自分と違う人を作るというのは技術として、とても不思議です。。目の前にその技術家がいるのに、使ってる技術が隠れています。


もし音楽が「抽象的な」芸術と言ったらいいんであれば、自分で自分と違う人間を作る演技は「シュールな」芸術と呼んでもいいんでしょうか。皆さんはどう思いますか。


なので、下記の文章は非常に印象論的です。



Myrna Loy


Myrna Loyの超えられない特徴は家庭生活をセクシーにするということです。セクシーな女優はいっぱいいますし、幸せな家庭生活がでる映画もたくさんありますが、セクシーな家庭生活映画はなかなかないです。Loyはこういう映画がうまい技術家です。


彼女とWilliam Powell(ウィリアム・パウエル)と一緒に出てた映画は軽いラブコメディーなのに、彼女の演技のおかげで、2人が演じてる恋は楽しいでありながら、真剣な恋でもあります。


実際は結婚していなかった2人は14本の映画でカップルを演じました。


一番有名なのが「影なき男」(1934) です。


真面目に恋のことが取り上げられてる映画はたくさんあると思いますが、それぞれ、愛の異なる種類か様子を表せています。


「影なき男」に出てくる恋の様子は冒険的です。でも、この「冒険的」はただの「楽しい冒険的」ではなく、夫婦がお互いの弱点と歴史を分かった「楽しい冒険的」です。


ニック(Powell)は、ノーラ(Loy)というエリートの女性と結婚して、お金持ちになって、引退した探偵です。彼が若いごろにたくさん色んな遊びをしたというのは脚本で分かります。しかし、脚本通りでは、ノーラのほうは乙女的なのに、Loyの演技(目とか声)だけで、「この人の初恋じゃないな〜」と分からせて、もっと意味深い恋になります。


「I Love You Again」(1940)という映画は、彼らの映画の中で一番好きです。ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソンがでてる1996年の「ロング・キス・グッドナイト」と同じようなとんでもない記憶喪失設定を使っていますが、内容は9年間結婚の回復の話です。Loyがでてなければ、単なるくだらない記憶喪失映画でそんなに感情的に真面目なものにはなりませんが。。彼女が混乱して泣いちゃうシーンは私も泣きだします。また軽いラブコメディーなのに、彼女の演技で恋のだらしなさと、長年の恋を更新する楽しさ/エロさがちゃんと表されています。彼女より他に、女優でも男優でも「長年の恋を更新する楽しさ/エロさ」をもっともらしく演じることができる人はなかなかいないですね。


!!!もうね。。伝わりたいことは全然言葉にできなくて、しばらく演技について書くのやめます!



Theatre 80 St. Marks


昔は、ニューヨークに、映画レパートリーシアターというのがありました。これは今ニューヨークや東京にある、色んな映画特集をやるようなミニシアターではなく、毎日全然違う二本立てをやるところです。今日は「M」と「カリガリ博士」、明日は「デッドゾーン」と「戦慄の絆」などなど。


こういう映画館がニューヨークからだんだんなくなって、私が通ってた90年代ごろには、ほとんどなくなってしまいました。Theatre 80はイーストヴィレジにあって、もともと小さな劇場だったので、席は普通の映画館と違って、スタジアムみたいに急な坂で、どこに座っても映像は全体的によく見えました。


お客さんの頭が邪魔だから普通に席の一番後ろから上映するのではなく、スクリーンの後ろから上映していました。こうすると逆にミラーイメージになるので、鏡を通して上映してたそうです。

その映画館の映写技師の友達と話したことがあって、その鏡がすごく汚れてたらしいし、上映された映画も、その店長が持ってた16ミリのものばかりで、汚いのが多かったです。今のピカピカしているニューヨークではありえない店でしたね。一回ある日、カサブランカのリールの順番が間違えてた上映の思い出もあります。


高校を卒業したすぐ後、店長が亡くなったので、劇場に戻りました。去年からは映画と芝居、両方をやることになったみたいです。少し調べて見ましたがこれ以上詳しく分かりません。しかし、レパートリーシアターに戻らないというのは確かですから、もしかして何か違う面白いことやるかもしれませんが、今のところ特にそんなに興味はないです。



今週ブログが遅れてすみません。今度からは時間的に更新します!




| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
おみせおみせします
どうも、実行委員のすっちーです。
いやーまいりましたね。今回も書くことないようなあるような。
二人の実行委員には申し訳ない感じです。
 
さてさて今回は皆様にご報告です。
私事になるのですが、実は年明けから東京は中野区野方にございますリサイクルショップ「二木商店」の店長に就任いたしました。
 
というわけで皆さんぜひ足を運んでいただけたらと思います。
 
また撮影の小道具&撮影場所のご相談いただければ対応しますので気軽に声をかけてください!



本当に私事記事になって申し訳ありません!

ですがお店をやっていくということも表現の一つと思ってもらえれば幸いです。


| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
[週刊マバコラ] こんな映画が観てみたい vol.1
遅ればせながら

新年明けましておめでとうございます

天気の良い穏やかなお正月でしたが
みなさんどのようにお過ごしでしたか?

自分は急な思いつきと勢いだけで、ついうっかり正月に高尾山登山!
登り始めて5分で後悔、15分で泣き言、20分で無言、30分で遭難寸前…
常日頃からの運動不足や計画性のなさを思い知らされるという
(ある意味)充実した正月を過ごしました。今年の目標は体力作りです!

年寄りや子供に追い越される

そんなアラフォー実行委員たまに監督の佐藤 a.k.a. コジエがお送りする
三週間振りの「週刊マバコラ」は前担当回の予告通り、例の企画です!


ドキュメンタリー編


今回の「こんな映画が観てみたい vol.1」はドキュメンタリー映画編です。

個人的にドキュメンタリーは奥が深いというか
いろんな作り方が出来るジャンルのひとつだと思います。

きちんとテーマを決めてみっちり取材をして編集するのもドキュメンタリー。
でも、誰かの日常生活を撮影しただけでも、それはそれでその人にとって
立派なドキュメンタリーになるわけです。更にはちょっとした『嘘』を仕込んで
エンターテイメント作品としてのドキュメンタリーなどなど・・・

ね、なんでもアリな気がしてきますよね。

問題は何をテーマにドキュメンタリーを撮るか決めることですが
意外とテーマは近場に転がってるということを実証するために
今回の作品案は馬橋映画祭の開催地である高円寺が舞台。
更に、自分が参加しているmixiのコミュニティをヒントに内容を考えました。

それでは 佐藤 a.k.a. コジエの妄想劇場の開幕です。



作品No.01 「RAT TRAP」(仮)
あのネズミ

[テーマ]

誰もが知っているし、気になってはいるけれど調べるほどでも
ないような事をマジメに調べて発表する滑稽さを楽しむのと
同時にドキュメンタリー = 真実 という一般的な認識を壊す。

[参考にしたmixiコミュニティ]

高円寺ねずみ画像をクリック → mixi「高円寺ねずみ」コミュ


[内 容]

杉並区の高円寺や阿佐ヶ谷の住人や頻繁に遊びに来る人なら
確実に目にしたことがあるはずの「あのネズミ」。

「シルバー立ちネズミ」「賀正ネズミ」など種類も多様
実はこのネズミの貼り紙(ステッカー?)についてはネットで検索しても
高円寺の情報通に聞いても、いつ誰が何のために貼っているか不明。
そこで、本格的な聞き込みやネット掲示板での呼びかけを行い
この「ネズミ」の謎に迫る。


[アイデア]

・ネズミ仕掛け人を実際に探し出すことを目的としない ← 重要

・基本的に真面目なドキュメンタリーの体裁を保つ
・むしろ知名度の高いドキュメンタリー番組や映画の作り方をパクる
・ネズミについて複数名の街頭インタビューを入れる

・仕掛け人(本物・偽者を問わない)を登場させる
・時折、断片的にダークな雰囲気の仕掛け人のイメージ(シーン)を挿入する
・日テレ「報道特捜プロジェクト」のイマイさんのようにしつこく問い詰める

・実際の仕掛け人が見つからなかった場合は偽者を登場させる
・偽者に好き勝手にネズミについて語らせてドキュメンタリーとして完結させる

・偽者を登場させた場合は最後の最後にネタばらし
・本物の仕掛け人に対しての挑発的なメッセージ
・「本物からの連絡を待つ」と明確に表現
・さて続編(本当のドキュメンタリー)は作れるのか?という投げかけ


* * * * *

では次の作品に行ってみましょう。

* * * * *


作品No.02 「Treasure Hunting?」(仮)
宝物を探せ?作れ?

[テーマ]

おもしろいことがないなら自分で作ってしまえという発想を実行に移し、
その始まりから終わりまでを記録し公開することによって
「日常と非日常の境界線ってなんだ?」と観客に考えさせる


[参考にしたmixiコミュニティ]

高円寺に宝物隠しました画像をクリック → mixi「高円寺に宝物隠しました」コミュ


[内 容]

まずは上記コミュニティ内のトピック「高円寺に版画隠しました」を参照。

俗に言う「地見屋」状態。小銭を漁ってるわねではありませんこれが実際に宝探しをしている人達の姿です。

このコミュニティのようにまずは自らが宝物を隠して公表することで
宝物のことを知った人が、外出の際に普段と違う道を選んだり
いつも何気なく通り過ぎる自動販売機の下を覗き込むといった
非日常的な行動をとる。その「日常」が変わってしまう様子を記録する。


[アイデア]

赤の他人の行動を撮影するのは難しい為、友人などに協力してもらい
宝探しの日時は事前に決まっているが、撮影する行動はガチという
セミ・ドキュメンタリーにする


・真面目なドキュメンタリーの体裁を保つ
・「密着!警察24時」のようなスリリングな演出でも面白いかも

・探す側だった人が、宝探しの楽しさを経験して隠す側になるという連鎖
・徐々に宝物の隠し場所がエスカレートしていく
・本人は宝探しをしているつもりでも周囲からは不審者にしか見えない

ここからは応用編

宝物をリレー形式で変化させていくことで、開始〜完成という流れを作り
その過程を見せることでドキュメンタリーとしての奥行きが増す。

・最初の宝物は素材や工作道具
・手にした人はそれを使ってなんらかの作品(宝物)を作るというルール
・自作の宝物と工作道具、余った素材や追加素材を一緒に隠し発表する
・次にそれらを手にした人は、その作品に更に手を加えた上でまた隠す
・あらかじめ決めたリミットまでそれを繰り返す

・作品(宝物)の作成ルールは特に設けない

例えは手にした時点で宝物がオブジェであってもそれ自体に手を加えず、
そのオブジェの(適当な)説明書を作成する、詩を書く、曲を作るなど



* * * * *

以上が「こんな映画が観てみたい vol.1」です。

いかがだったでしょうか?自分で書いておいてなんですが妄想炸裂ですね。
果たしてこんな映画を撮ってみたいという奇特な人がこの世にいるのか?

ぅーん・・・・・・ 

それは考えないことにして、こんな調子で書いていこうと思っています。
ご意見や感想などありましたらぜひコメントをお願いしますね。


さて「こんな映画が観てみたい vol.2」 は ドラマ編を予定しています。
3週間後をお楽しみに!

それではみなさん、今年もよろしくお願いいたします。


佐藤 孝二 a.k.a. コジエ


※本来の更新日時を過ぎてからの投稿(更新)となりましたことを
心よりお詫び申し上げます。
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
New York からです
気取ったあだ名の外人 neonwondergirl です。

(1月8日の追伸:ダ・ヴィンチという雑誌の2月号の33ページ目に短いインタビューが載ってるのでよかったら読んでみてくださいね。テーマは映画と全く違いますが。。)

私は東京在住ですが、今は実家のニューヨークに数週間ほど戻って来ています。普段はアジア顔の人ばかりが周りにいるという生活なので、久しぶりに実家に戻ると、道や地下鉄ですれ違う人(白人、黒人など)をすぐに友達と勘違いして「○○さんじゃない?」と声をかけてしまいそうです。もちろん全てハズレです。


3人の実行委員で書いているローテーションコラムの4週間目ということで、一周して私に戻って来ました。前回のコラムに4人の(馬橋映画祭の)監督から頂いたコメントのこと、私以外の実行委員2人のコラムのこと、それ以外にも自ら書きたいこといっぱいあるので、今回のコラムのテーマを決めるのに少し混乱しています!

まずは前回のコラムへのコメント、大変ありがとうございました。かなり個人的なことをいっぱい書いたので、とても不安でしたがブログを読んでいろいろと考えてくれた人がいてとても嬉しいです。

* * *

humandrug団長こすぎさん:
そうですね。「決まった時間にその場所にいないといけない」のが重要ですね。
途中でトイレなどに行って、また見始めるのは、彫刻をふたつに割って見るのと
同じで、作品をちゃんと見るのを自分から壊してしまうようなことですね。

ホリム・ベイ(CHANOMAD)さん:
いいえ、いいえ、一回目から毎回まじめに作って頂いて、
本当にこちらが感謝していますよ。

TOMOさん:
初めて見に来て頂いて、さらにとても深く考えてコメントをしてくれて
大変感謝しています。日本に戻ったらすぐに映画祭のミーティングをするので、
コメントを参考にさせてもらいます。ぜひ次回もよろしくお願いします!

えばたさん:
いつもお世話になっております!次回の作品を楽しみにしています。

* * *


前回のブログに、「レパートリーシアター」について書いたと思いますが、せっかく今ニューヨークにいるので、久しぶりにイースト・ヴィレジにある、一番好きだった「レパートリーシアター」をのぞきに行きました。元々は劇場だった小さな映画館で、実は、私が高校を卒業したすぐ後(1994年の夏)、店長が亡くなったのをきっかけに、また映画館から劇場に戻りました。その頃、とても悲しかったのを覚えています。



ところが、一昨日に行ってみると、去年(2009年)の11月からまた映画を上映し始めていました!!!今、ミシガン州に来ていて、ほとんどネットを使えないのですが、またブルックリンに戻ったら詳しく調べてみて、次のブログで、この私が大好きだったイースト・ヴィレッジのアットホームな映画館について色々書きます。



前回のブログで話した「影なき男シリーズ」の女優 Myrna Loy の手形が映画館の前にあります!!(ハリウッド以外の場所にこういう手形があるのを聞いたことがないし、Myrna Loy も渋いし、この手形の作り方のゲリラ的な雰囲気も、私が高校の頃から好きだった)。今も昔も Myrna Loy より素敵な女優はいないですね。次回のブログで、レパートリーシアターの話に加え、「影なき男シリーズ」の Myrna Loy についても書きます。



ではでは!

皆さん、今年もよろしくお願いします。
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |