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なんもねー
 
どうも3人目の馬橋映画祭実行委員すっちーです。
ブログいつも読んでいただいてくださっている皆さん,
作品を出してくださる監督さん、見に来てくださる皆さん、
本当にいつもありがとうございます。
この場をかりてお礼申し上げます。
 
先々週からはじまった馬橋映画祭実行委員による
ローテーションコラムなんですがこの二週間なにを書こうか
考えていたんですが結局なにも浮かばず今日になってしましました。
 
でいつものことなんですが自分の映画もそんなかんじなのかなと
ふとおもいました。
 
自分の映画の題材はいつもそのときの自分から出てきたものなんです。
みなさんがどういう感じで作品をつくっているのはそれぞれだと思います。
 
このコラムも今の自分にしけかけないものをお伝えする感じになっちゃう
感じなんですけど、ホント芸がなくてすいません。


で、今の自分はというと、仕事のことで頭がいっぱいで
なかなか家のことができない感じだったり
家にいても仕事のことばかり考えてしまっていたり

でも子供はどんどん大きくなりつい先日9ヶ月をむかえたりしています。
帰りがおそい父をどうか恨まないでくれと祈るばかりです。

おちがおちきらないのが僕の映画と同じで情けないですね。
これもぼくですね。


では!
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
[週刊マバコラ] こんな映画が観てみたい vol.0
先週スタート!日曜21時更新 [週刊] 馬橋コラム (勝手にマバコラと略) 。
第二回目は実行委員/たまに監督の佐藤が担当します。

実はこのマバコラ、三人の実行委員がローテーションで更新する事以外に
まったくルールが決まっておらず、実行委員同士も誰が何を書くのか全然
知らないという、とても映画祭と似た不思議なスタイルで毎週お届けします。

映画祭同様に回を重ねるごと、それぞれの個性が出てくると思いますので
ぜひ感想などありましたらコメントしていただき、最近は告知ばかりだった
このブログに、実行委員とみなさんのコミュニケーションの場という新しい
雰囲気を作っていけたらと思っています。 どうぞ宜しくお願いします。


さて、自分は何を書こうか?といろいろ考えた結果がこのコラムのタイトル。




よく映画のコミュニティなどにある 『もしリメイクするなら主演は誰?』 的な
自己満足の妄想をここに書いていくのでぜひ読んでください! ではなく・・・
自己満足の妄想をここに書いていくので誰か撮ってください!

このコラムで何を書くか考えていた時にふと思い出したのが映画祭会場で
聞いた「作りたいけど何を撮ったらいいのかわからない」という言葉でした。

ご存知だと思いますが馬橋映画祭は映画作りの経験不問の映画祭です。
前回 neonwondergirlさんが書いていたとおり、むしろ映画を作ったことが
ない人に映画は簡単に作れると知って欲しい、発表の場を与えたいという
思いから誕生した映画祭なので、まずは気楽に参加して欲しいのですが
やはり「何を撮るか」についてはすぐに思い浮かばない人が多いようです。

せっかく興味を持ったのに「何を撮るか」が決まらず、徐々に映画を作る
意欲も失くしてしまう人がいるとしたらとても残念なことです。

そこでタイトルの『こんな映画が観てみたい!』がいよいよ登場する訳です。
要するに「公開映画制作依頼」です。

次の担当回から5回ほどのシリーズで「こんなのがあったら面白いな」と
頭の中に浮かんだ映画の構想(内容・構成・ストーリーなど)を書いていきます。
まだ次に何を撮るか決まっていない人でそれを読んで「この話を撮ってみたい」
「これをベースにして自分なりのアレンジをしたい」と思う人がいましたら
ぜひ次回馬橋映画祭に向けて映画として完成させてください。

と言っても、自分もこの馬橋映画祭で初めて映画を作った素人ですので
キチンとした脚本も書けませんし、断片的なイメージしか伝えられないと
思いますが、少しでも馬橋映画祭の新しい作品誕生の力になれるように
気合をいれて更新していきますのでぜひ楽しみにしていてください。

もし、1作品でもココから新しい映画が生まれたら・・・
そう考えると今からワクワクしてきます。

それではみなさん、良いお年を!

佐藤 孝二




次回予告 『こんな映画が観てみたい! vol.1』 では
ドキュメンタリー映画編として2作品案を公開予定です。

イメージは・・・
続きを読む >>
| 馬橋映画祭実行委員 | [週刊] 馬橋コラム | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
5回目を終えて、考えたこと

「馬橋映画祭」というのは、なぜ「映像祭」、「動画祭」とかではなく、「映画祭」という名前にしたのでしょうか。なんとなくそれでよかったが。。。上映しているものはほとんど、違う状況でやれば「映画」ではなく「映像」とか「動画」というふうに呼ばれるだろう。そもそも「映画」と「動画」/「映像」の違いはなんでしょうかね。


現象に名前をつけるというのは、もちろん現象そのものと自分の体験を表すことです。

例えば、日本人じゃない人は、神社の祈りを「音楽」と呼ぶだろうし、アメリカ人はポテトチップスが「おかず」だと思っています。

私の思うには、「映画」という言葉の意味も個人個人違うのではないかと。アメリカから文化的に遠い、世界中の色んな国でも、その国の言葉でいう「映画」とは「ハリウッド映画」という意味しかないと思っている人はたくさんいると思いますし。

後2人の実行委員、そうして馬橋映画祭に出してくれる皆さんはそれぞれ違うふうに思うだろうけど、今回は自分の意見を書きます。これについて色々皆さんの意見を聞きたいので、コメント欄で是非コメントしてください。どんな話し合いになるのか楽しみです。

別に、何かに名前をつけて定義したり、「なぜその名前になっちゃった」と考える必要はないかもしれないが、なかなか気になっちゃいますね。自分は、こういうことについて最近たくさん考えてたのに、はっきりさせられなくて、特に「映画を見る状況」と「映画作品の形」の枠がむちゃくちゃになってきています。

数年前までは、私にとって「映画」というのは、ほとんどストーリーがあって、本体的にこころに訴えるもので、暗い部屋で全く知らない人たちと一緒に見る、一時間ちょっと以上の映像のことでした。これが非常にうっとうしい定義で、自分も困っていますけど、良くも悪くも、これが私の印象でした。この定義には例外もいっぱいありましたし、その定義にそって「映画を見る」という経験を再現する例もいっぱいありました。

子供の時、映画館で見る「グーニーズ」とか「ウォー・ゲーム」、「エクスプロラーズ」みたいな娯楽映画は「映画」だった。

そう言いながら、「映画ってスゲー!!!」と感じて、一番感動したのは1984年、8歳の時に、トーキング・ヘッズのライブ映画「ストップメイキングセンス」を見に行った時でした。

実家のブルックリンでやっていなくて、マンハッタンまで兄(現在は姉である)に地下鉄で連れて行ってもらいました。ポップコーンにバターをつけてもらったのも初めてで、これもとても「映画」って感じがしました(これはもしかしてアメリカ観客の独特な習慣かもしれません)。最初は兄に「絶対面白いよ!」と言われながらも、自分では「ライブ映画って何?」という感じで、「行きたくない」と言ったのに、無理矢理に連れて行かれて、一回見たら、あまりにも楽しいんで、お母さんに電話してもらって、許可をもらって、そのままもう一回見ました。


その頃はこれも「映画」だったというのは、楽しみ方が「グーニーズ」とかと一緒だったからだと思います。これは子供の頃のもっとも典型的な「映画」経験であります。今も、小説もそうですけど、映画は、ストーリーについていくのがとても難しくて、むしろ絵と音にはまっちゃったりします。子供の頃はさらにその傾向が強かったのに、なぜか「ストーリー性がある」ということは重要でした。そこになぜかトーキング・ヘッズのライブ映画を2回見て、ストーリーもないのに、勝手になんとなく、「グーニーズ」と同じくらい思い切りストーリーがあると感じていました。しかし、他の映画より「ストップメイキングセンス」のほうがずっと感覚的でした。


高校の頃から、マンハッタンに行き、一人で映画を見るようになって、ミニシアターでテレンス・デイヴィス、クレール・ドニの映画など色んなドキュメンタリーや、レパートリーシアターでルノワール、ラングや、他にもたくさん色んな映画を毎週見に行き始めました。

今度の映画館は今までと違ってて、席は前と比べたら狭いし、ポップコーンを食べてる人が思い切り少ないし、全体的に「映画というのは、感動するより、頭で楽しむ」という雰囲気を感じました。ストーリーもないかもしれないし、情緒的に感動させられなくても、頭が楽しむのも「映画」だというふうに思い始めた。自分の「映画」の定義が広がりました。

ただ、実験映画だけはなぜ違うと思っていたのでしょうか。短くて、ストーリーがないですから「映像」だというふうにおもってたのでしょうか。それとも、もっと小さい、ギャラリーっぽい会場で、監督もよく来てたからでしょうかね。

また、これは全部とても個人的な印象ですからね。当時、「実験映画は映画じゃない」という印象を自分で抱いていたとしたら、恥ずかしかったでしょうね。

ヴィデオを借りるというのは、暗い映画館で知らない人たちと一緒に見ることを再現させようというつもりでやっていました。

昔から、周りの人で、「映画を見るというのは、やっぱり暗い部屋で知らない人たちと一緒に見ないと」と言うひとがよくいますが、私もそのことはとても美しくて重要なことだと思っていますが、子供の時に、お母さんと一緒にテレビで「影なき男シリーズ」とか昔のアメリカの映画を一緒に見ていたのはやっぱり「再現」ではなく、普通に「映画」ってかんじでした。

テレビ、ヴィデオなどの時代になって、こうやって映画を見るひとたちのうち何割が再現するつもりでそうしてるのか分からないが、昨今の技術の進歩によっていつか言葉の意味は変わるのでしょうかね。私の場合はもう既に変わってきました。

最近は日本やヨーロッパのお金持ちの国では、多くの市民が、映画を作る道具が既に周りにあるという環境にあります。自分で持っていなくても、友達なり、家族なりが、持ってる人は前よりとても多いです。デジカメの動画モードで撮って、普通のパソコンで編集できるようになっています。


2007年の夏に、周りにいる、映画を作ったことがない人に「技術の進歩を利用して、映画を作りましょう!」というふうに声をかけました。

その年の8月に、想像もつかなかったほどたくさんの作品が集まって、諏訪部とプログラムの順番を考えた時に一番ずっと考えてたのは、「この27本を当日に並べてみるのは超楽しみ」でした。

なぜ最初から「映画」という言葉を使おうとしたかは知らないけど、もしかして、自分たちの自分なりの「映画を見る」という楽しみについて映画祭のタイトルで無意識に言い張っていたのかもしれません。

毎回その楽しみが強くて、今回は映画を見ながら、また自分の中の「映画」という定義が広がったということに気づきました。

ちょうどYouTubeがカオスな感じで盛り上がってた時代で、作品を「10分」という長さにする理由はそれとは全く関係なかったのに、後で考えて「あ、やってることは時代に合ってたね」と勝手に思ったりしていました。

しかし、フェスティバルと映画が数を重ねるほど、パーソナル、政治的などの理由でYouTubeにアップできない映画が多くなってきて、「YouTube時代の映画祭じゃないんだ」と思いはじめて、「馬橋映画祭は、作品より、当日にあの空間で起こってることが特徴ではないかと」思いました。

作品の一本一本を抜き出して、別な状況で見れば、自分にとっても「映像」だろうけど、不思議なことに、映画祭自体の、映像を作り合って、みんなで一緒に見る、ということが私の中では「映画」になってきました。私にとってこれは再現ではなく、全く新しい「映画」の経験です。

自分の経験で、似たようなものを探そうと思えば、最初に思いつくのが、子供の時、パブでCDをかけるようになる前の時代のアイルランドで、だんだん飲んでるといきなり誰か歌いだして、それから皆で歌い合ったりしました。カラオケとも似てると思いますが、皆が映画を作って、皆で一緒に見て、という映画祭の記憶/体験が無意識のうちに次回の土台になります。

「沢山のお金をかけて、全く知らない人たちが作って、全く知らない人たちと一緒に見る」だったものが「とても安く友達と一緒に作って、友達/知り合い/知らない人と一緒に見る」ものになりましたね。

近頃、お金の問題もあって、そんなに映画館でたくさん映画を見ていませんが、その経験は今でも最高ですね。やっぱり暗い部屋で、知らない人ばかりで暴力/人間の妄想などなどを見るのは変で素晴らしい趣味ですね。新しい楽しみ方は昔の楽しみ方を台無しにするのではなく、いっそうその幅を広げますね。


neonwondergirl


次回から毎週日曜日21時更新です


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第5回閉幕、そして・・・
第5回馬橋映画祭が無事閉幕しました。

監督の皆さんやご来場いただいたお客様だけでなく
この映画祭にかかわっていただいた全員の方に
心より感謝いたします。ありがとうございました。

今回は地元「高円寺」らしい作品が増えたのと同時に
海外在住の方や、日本に住む外国人の方からの出品も多く
ドラマやドキュメンタリーといった作品ジャンルも
偏りがなく非常にバランスのとれた映画祭だったと思います。

また、開催中に多くのお客様から「自分も映画を撮ってみたい」
という言葉を聞けたことが実行委員にとって最高の喜びでした。

そして

「次の開催はいつですか?」

そう聞かれる度に実行委員としての達成感と責任感を
ひしひしと実感しました。

今年も残すところあと僅か。
来年のことを言うと鬼が笑うと申しますが
もう12月ですし来年の話をしましょう・・・


馬橋映画祭実行委員からのお知らせです。





「馬橋映画祭公式ブログ」も今週より毎週日曜日21時に更新。
第6回馬橋映画祭に向けて「アクション!」

今後とも馬橋映画祭をよろしくお願いいたします。


馬橋映画祭実行委員一同
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