-
[週刊マバコラ] こんな映画が観てみたい vol.3 <本番>
-
2010.03.14 Sunday 21:00唐突ですが、みなさんはどんな音楽を聴いていますか?
先日「ヒット曲研究会」という座談会に参加しました。
某氏が選曲したここ2、3年のヒット曲を聴きながら
議論するという内容で、要は好き勝手言い放題!
最近の曲を歌詞を見ながら聴くこと自体が新鮮で
とても楽しかったのですが、どの曲を聴いても
三木道○ 「Lifetime Respect」
大事MANブラザ○ズ 「それが大事」
に巧妙な細工を施したカヴァー曲に思えてしまって
なんだかこっ恥ずかしい気分になってしまいました。
年齢のせいでしょうかね????
そんな「卑屈さ」を「年齢」のせいにして誤魔化す
実行委員たまに監督の佐藤 a.k.a. コジエがお送りする
三週間振りの「週刊マバコラ」です。
ちなみに自分はこんな音楽を聴いています。
画像をクリックでニコ動に!


物語性が強すぎて「共感出来ない」曲が大好きです!

今回の「こんな映画が観てみたい vol.3」はドラマ編です。
音楽、映画、本、アート、ファッション etc・・・
人それぞれの好みやこだわりというものがありますよね。
そんな個人の趣味・嗜好がきっかけになって
新しい人間関係やコミュニティが生まれ、ムーブメントや
カルチャーと呼ばれる次元まで拡大することもあります。
そして、独自のカルチャーを持つと言われる「街」があります。
街からカルチャーが生まれそこに人が集まったのか
はたまた街に特定のカルチャーを受け入れる土壌があったのか
その辺は良くわかりませんが、なんだか不思議な気がします。
数キロ離れてるだけなのに
街によってライフスタイルが違う
それをテーマになんかドラマが作れないかなと考えたのが・・・
作品No.04「沿線LOVERS」

舞台は 3つの異なる路線上にある 高円寺・下北沢・自由が丘。
それぞれの街に住む恋人達の普段と何も変わらない日常。
簡単に言うと3組のカップルのデートの様子を撮るわけですが
デートと言っても付き合いの長さや、お互いの会える時間帯、
趣味の合う友達+LOVEな関係なのかでだいぶ変わってきます。
ただ、ドラマとして成り立たさせる為の条件があります。
3組共に男女のどちらかは舞台となるどの街にも住んでおらず
その街の住人である恋人の元に通って来るということです。
(舞台となる各街の住人は性別が共通していること)
仮に街の住人を女性と想定したイメージはこんな感じです。
高円寺の女

年齢: 25歳
職業: フリーター
趣味: 海外旅行(バックパッカー)
休日: シフト制+掛け持ちバイトで不定
性格: 浮世離れした雰囲気だが妙に博学
彼氏とは数年前に旅行先で出会った。彼もシフト制の仕事を
しているので会う頻度にバラツキがあるが、お互いにあまり
それを気にしていない(恋愛への執着や束縛心が強くない)。
近所の安居酒屋や焼き鳥屋で軽く飲んでから、部屋に帰り
ダラダラ過ごすのがいつものデート。彼女が音楽を聴いてる
横で、彼は部屋にある本をパラパラめくっているようなゆるさ。
冷めているわけではなく、お互い一緒にいて最もラクな異性
として大切に思っている。
下北沢の女

年齢: 20歳
職業: 学生(デザイン系専門学校)
趣味: 遊び全般
休日: 土日祝
性格: 好奇心旺盛で明るい
共通の知人がオーガナイズするクラブイベントで知り合い
音楽の話題で意気投合してからの付き合い。
週末にクラブやライブ(と言っても下北沢)に出かけ、一緒に
朝帰り。昼過ぎまで寝て、その後は昼食がてら街をぶらついたり
一緒に買い物をしたりするような「イマドキ」な恋人同士。
共通な話題も多く一緒にいて楽しい存在。
自由ヶ丘の女

年齢: 27歳
職業: 親の経営する不動産会社勤務
趣味: ホームベーカリーでパン作り
休日: 平日
性格: 知的でお嬢様タイプ
友人に誘われて参加した合コンで知り合い、彼の知的で
穏やかな雰囲気に惹かれて彼女から交際を申し出た。
駅前で待ち合わせて、一緒に食材などを買い物して帰宅。
キッチンで近況などを報告しながら一緒に料理をするのが
毎回恒例となっている。特に外出もせず、お互いのオススメ
DVDを見ながら過ごすといった、穏やかな夫婦生活的デート。
ちょっと結婚願望あり。
* * * * *
自分で書いておいてなんですがベタですね。
まぁ、イメージなのでその辺りは大目に見てやってください。
勘の良い方はお気付きでしょうが・・・
この3人の女性と交際しているのは同一人物です。
週末休みだけれど早番遅番がある仕事に就いているという
若干無理はあるけど無くはないという設定で。
さあ、これでただの 日常 が ドラマ になりました。
このドラマで観客に何を訴えたいかは監督にお任せします。
三股をかける男(女)の軽薄さ
趣味・嗜好を複数持つ男(女)のコメディ
恋愛と趣味・嗜好の関係を問う
今、そこにあることが真実だとは限らない
もし真実だとしても、真実の一部にしかすぎない
さて、どんな ドラマ になるのでしょうか?
それそれではみなさん、また3週間後に!
佐藤 a.k.a. コジエ -
カトリーナ後のニューオーリンズについてのドキュメンタリーなど
-
2010.03.07 Sunday 21:00(「文章を読むのあまり好きじゃないけど、曲をききたい!」 と思う方は是非一番最後にスクロールしてください)
また私、ホワイトアメリカ人のneonwondergirlに順番が回ってきました。いつもブログを読んで頂いて、感謝しております。
冬に、ニューヨークにいまして、この写真はYoshitaka Saito監督のブルックリンにあるアパートで撮りました。

彼が前回馬橋映画祭に「僕のチェーンジズ」という映画をだして頂いて、この写真に写ってる人は彼(左)と、レンガ職人役を演じた、彼の友達です。
この写真だけは。。なぜか、小さくなってくれません。おい!!
ニューヨークに、確かに面白い人は非常にたくさんいます。しかし、最近だんだんさらにお金持ちの町になってきて、ものを作る人として住むのが最近大変そうです。私はそんなにたくさん色んな町を見てるわけではないですが、高円寺以外、ものを作る人が一番住みやすそうな町はやっぱりニューオリーンズです。
昔から犯罪が多くて、貧困な町でもあって、「住みやすい」と言ったら、へんかもしれないし、ニューオリーンズの人にとって失礼かもしれませんがそこで一回住んでみたいですね。
南部の町ののんびりしたペースがありながら、南部の中では、住民が保守ではないほうです。
この間、ニューオーリンズにずっと住んでる親友の結婚式に行ってきました。
新婦は大学時代の友達で、もともとニューヨークのローワー・イースト・サイド70年代生まれです。20代は女性3人のパンクバーンドでアメリカ中ツアーしていました。今度は、ツアーをやっていなくて、社会福祉の仕事を目指して、学校を通っています。私が新郎と会ったのはこの間が初めてなんですが、アイオワ州の小ちゃい町の方です。2人ともこの数年ニューオーリンズに住んでいます。彼が料理人で、この間の結婚式の料理は全部彼が作りました。お客さんは150人ぐらいいました。「自分の結婚式なのに働かなくていいのに」と皆が言っていました。その準備で、二日前からも料理を作っていました。
ニューオーリンズはよく停電あります。
結婚式二日前に、料理を作ってる最中にいきなりの停電の写真です。

もうすぐ結婚する2人が「停電したら料理を作れないじゃんか!」と、困っている顔をしています。
ニューオーリンズの停電というのは、町全体ではなく、とてもかぎられた場所で起こります。例えば、今回は窓から道の向こう側の家はずっと電気ついていました。
この写真を撮ったすぐ後に、また電気がついたので、結局料理などは問題なかったです。
まだニューオーリンズの特徴な文化も残っています。ある日、道で歩いてたら、そこにいた小さい黒人子供達が遊んでいました。友達が「誕生日おめでとう」といきなり言ったら、後で「その子供達知ってる?」と聞いたら、「違う、服にドルがピンで留めてるからだよ。誕生日に、皆が服にドルをつけてくれる」と言われました。昔は、誕生日に奴隷が税金を払わないといけなかったので、皆が協力してそうやってお金くれてたみたいです。次の日にも、女性白人の大人もやっていました。人種もクラスも関係なく、一つの町の中で昔から共通文化があるというのはアメリカでは最近だんだんなくなっています。ニューオーリンズはまだあります。
しかし、アメリカ政府の無視でニューオーリンズがはやく死んでしまうのだろう。
アメリカ政府がへたくそなおかげで9月’01年のサウジアラビア人の大犯罪と、最近のお金持ちショックが起こったというのもありますが、「ニューオーリンズ・ディアスポラ」というのもそのせいです。2005年のハリケーンカトリーナの被害者達に適当に片道航空券を配ってて、こどもまで家族がアメリカ中バラバラになってしまいました。目的地の決定過程がめちゃくちゃで、飛行機から降りるまでどこまで行くのか分からない人が多かったです。100万人ぐらいの国民が再分配されました。戻ってる人もたくさんいますが、帰りのチケットをもらわなかったので、たくさん貧しい人たちはそのまま新しいところで住んじゃって、「ニューオーリンズ・ディアスポラ」ができました。戻ってない人はほとんど不釣り合いに黒人です。
ニューオーリンズだけではなく、ハリケーンカトリーナが被害を与えた場所はニューオーリンズの周りにもたくさんありましたが、政府が作った堤防の作りかたがへたくそうだったので、ニューオーリンズの被害は一番ひどかったです。
ニューオーリンズはもともと海面より低い町で、堤防、運河、ポンプなどのシステムで守られています。


そのシステムは詳しく分からないですが、この中には酔っぱらい、子供とか落ちそうですよね。
(写真は全部この間、私が撮ってきたものです)堤防さえ丈夫であれば、こういうことにならなかったです。しかし作り方がへたくそでした!
こことここにアニメーションあるので、ご覧になって頂けたら分かると思います。
堤防が壊れて、ニューオーリンズが海のようになってても、さらに、政府が無視していました。先々月のハイチや、2004年のスマトラ島沖地震の時など、アメリカ政府が軍隊、お金、応急手当てを送るの大好きなのに、国内の今回はとても遅かったです。
町中がほとんど海になってて、電気、水道、携帯含めてすべての通信手段が壊れて、住民が自分の家で溺れてるのに、軍隊などちゃんとした助けが来るまで六日間かかりました。沿岸警備隊だけは、市長/州知事/大統領 を待たないで、勝手に人を助けに行っていました。アメリカ政府がハイチなど遠いところまですぐ助けに行く時はいつもアメリカの人は、右でも左でも、カトリーナを思い出しちゃって、話したりします。
今も、堤防はまだ丈夫に作り直していないです。
もちろんこれについての映画たくさんあって、私は少ししか見ていないですが、紹介したいと思いました。
一番馬橋映画祭的なのがもしかしてこれです。2分30秒です。ヘリコプターに乗ってる軍隊の人が作ったみたいです。馬橋5回目で上映した、David監督の「カメラマン」を思い出しますね。(ちなみに、歌詞はくらいです。)
カトリーナの数ヶ月後にできたドキュメンタリーで、二つとてもいいのがあります。両方1時間で、両方はネットで見れます(英語のみ)
「The Storm」は政治的な視点からカトリーナを紹介します。
「The Storm That Drowned a City」は科学的な視点で紹介します。ハリケーンの話、堤防の話を細かくして、面白いです。
ディアスポラの話も、それからもっと個人的な視点からカトリーナを見るにはスパイク・リーの4時間以上のドキューメンタリー「When the Levees Broke」(「堤防が壊れた時」)が素晴らしいです。これはさすがにネットにはないですね。
他にまだ見ていないのはいっぱいあります。しかしたまに「この作品は誰かが作らなければならないものだった」みたいのがでてきますよね。これはそういう映画です。スパイク・リー以外、こんなに長い映画を作るためにお金を集められて、こんなにアメリカの中で顔が親しくて(たまに声が聞こえて、インタビューしてるのはやっぱり監督本人)、こんなにアメリカ社会について詳しい監督はなかなかいないです。
他に、マイケル・ムーアと一緒に映画を製作してる2人が作った「Trouble the Water」というのも見て、確かにとても面白い映像もありますが、これはただの技術うまいバカな白人達がカトリーナの黒人被害者を使って、事実をそんなに考えずに、簡単に流行のメッセージ性を入れて作った映画でした。そのメッセージは私もほとんど賛成ですけど、作り方が分かりやす過ぎると思いました。スパイクリーの映画とレベルが相当違います。
私が見たかぎり、この数年、アメリカ社会について一番面白い作品は「ザ・ワイヤー」というテレビドラマで、今度同じ人がニューオーリンズを舞台にしたドラマを作っています。とても偶然ですけど、昔に私と同じ頃に2年間に同じ日本の田舎の小ちゃい町に住んでたアメリカ人の友達がたまたまその番組のライティングスタフにいます。4月からアメリカのテレビでやります。ジャズ・ミュージシャンの話です。番組のタイトルは「Treme」(ニューオーリンズの中にある近所の名前)です。これが宣伝です。この間はニューオーリンズで久しぶりにその友達と会って、そのドラマについて色々教えてくれて、とても期待しています。
ヴェルナー・ヘルツォークが出した「バッド・ルーテナント」というとんでもないノアールもカトリーナ後のニューオーリンズが舞台なので、ヘルツォークはドキュメンタリーも作っていて、ある意味この映画はカトリーナ後のニューオーリンズの最高のドキュメントになってると思って、ここでその映画についても書こうと思いましたが、もしかしてこれは景色だけのドキュメントだろうと思って、カトリーナ後のニューオーリンズ社会も取り上げてるかどうかは、私が長くニューオーリンズに住んでないと分からないと思って、辞めました。今度書きます。ノアールファン、ヘルツォークファン:この映画は日本ではもう公開されてるので是非おすすめです!
放棄されたショッピングモールです。「立ち入り禁止」の看板ありました。
放棄された病院です。

5年後、まだ水あります。

売っています。買いませんか?

右にある砂袋はヘリコプターから、堤防を強くするために落としてたものです。なぜここに。。

家もこの状態まだだったりして。。

これがハトと、国旗と、家です。どこの国でも、家にはこんなにぼろぼろになってる国旗(写真は小さすぎて。。見えますかね。ハトは見えただろう)があるというのは、家に戻っていないということでしょうね。国旗が好きな人でも嫌いな人でも外すだろうね。黄色のスプレー式塗料で書いてあるのは、上が政府が家の中を見た日にち、右が危険、下は死体の数、左が誰か調べたかです。今回は「Florida Task Force 1」というFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)チームです。ここでは、死体が「ゼロ」になっています。が、こういうのを書いてた人たちは実際にそんなにちゃんと探していなくて、家に帰ったりして、お母さんとかの死体といきかりあったりする。。。

これは飲みの落書きです。どういう意味だろう。。?今度きいてみます。でも、上のFEMAが書いてた死体数などの落書きにかけていますね。とにかく、さらに上に書いた、奴隷の歴史から生まれた誕生日の伝統と同じようにまたひどい歴史からニューオーリンズの新しい文化か生まれてくるだろう。
という、奇麗過ぎまとめで終わると失礼ですよね。ここで非常に短い紹介しかできませんでしたが、カトリーナの歴史は本当にひどいですよ。ま、ニューオーリンズにいつか住みたいです。

信号

あまりニューオーリンズの楽しいところは今回紹介されていません。近々。。。
*****************************************
自分が作った、カトリーナと少し関係ある曲を紹介します。ほとんど個人的な作品しか作ることが出来ないですので、カトリーナみたいな、遠いところに起こった事件とかについては作ろうと思いませんが、今回はたまたま作っちゃいました。
Andy Bernickという友達が、鹿の一揆についてのアルバムを作りました。鹿一頭が人間を噛んだという本当の事件をもとにして、それが大きいな一揆になったという話を考えて、それについて彼が色んな曲を作りました。鹿達が結局人間達に負けますが、一番最後のバトルは「コニーアイランド」という昔からあるブルックリンの遊園地で行うということで、あそこは私が大好きな場所なので(東京にある花屋敷のでかいバージョンみたいな)あそこで鹿と人間がバトルするというのが面白いと思って(そういえば「ウォリアーズ」の最後もコニーアイランドですよね)、そのバトルについて私が二曲を作りました。一曲は、攻撃してる鹿達の視点から歌った曲と、も一曲は、もうすぐ食べられる人間達から歌った曲です。今日はその2番目の曲を紹介したいと思います。
録音はやっと今週にできましたが、曲自体はたまたま2005年、カトリーナの時に作って、当時はほとんどニュースを見てなかったのに、無意識に影響されて、書きながらそのコニーアイランドにいるということを想像してる人間達がだんだん実際にニューオーリンズで苦しんでる人達に似て来ました。当時はそれ気づかなかったが、それが数ヶ月後に分かって、分かってから歌詞少しだけ変えて、少しだけそのテーマに合わせました。まだ完全にカトリーナについての曲になりません。鹿一揆についての曲です。曲はここにあります。英語の歌詞もそこに書いてあります。カップルが「我々はまもなくこの遊園地で食べられてしまう」という内容です。
馬橋映画祭実行委員の三人でこのブログを書いていて、毎週日曜日21時に更新するので興味があるかたは是非ご覧になってください。
ではではまた
失礼します。。。
-
始動?
-
2010.02.28 Sunday 21:00どうもどうもすっちーです。いつもブログよんで頂ありがとうございます。明日から3月ですね、はやいですね。次回は5月末ですよーみなさん。どうですか?題材決まりましたか?いやいや僕はといいますとやっと決まりそうですよ。やっと頭の中の棚が整理できそうな感じです。内容は見てからのお楽しみということで。今回は自分らしい、普通の作品を作ろうかと思います。自分の原点に戻った、気取らない、淡々としたものです。お客さんに向けてというより、自分と身近な人に向けた作品にしようと思っています。正直なはなし前回とか前々回とか本当に作るのしんどかったですね。撮影とかは別に楽しかったのですが、編集が本当に疲れました。10分に収めるってことで10分にいかに情報を重ねるかっていうことを考えて考えて、絵と音と絵と音とって感じで何枚も重ねてって感じででも編集しているうちに何がなんだかわからなくなってきたりしてでも横では娘が夜鳴きしていたりして、なんだか何のために作品作っているのかどんどんわからなくなってしんどかったですね。とくに前回の編集が終わったときは上映出来る喜びというより編集から開放される喜びのほうが大きかったかもしれないです。映画祭は楽しいです。でもこのまま映画と付き合い続けても、絶対つらくなるだろうと思い今回の自分の作品は原点に戻ろうと思っています。自分のための映画です。自分の初めての作品の時のようなドキドキがあります。

ここまで書けばなんとなくわかってしまうと思いますが、
そういうことになりそうです。とりあえずあとは見てのお楽しみということで。では!
「交渉人」のケビン・スペイシーいいよねー -
[週刊マバコラ] こんな映画が観てみたい vol.3 <予告>
-
2010.02.21 Sunday 21:00TOKYO MX「5時に夢中」を見るのが1日の唯一の楽しみなのですが
夕方5時に本当の夢の中にいて見逃すことが多々あります。
人としてどうよ?
そんな自問自答を繰り返しながらも相変わらず無職活動中(?)の
実行委員たまに監督の佐藤 a.k.a. コジエです。
neonwondergirl さんのコラムによると、既に撮影が終わった作品が
あるとかなんとか。いやぁ、そういう話を聞くと焦ってしまいます。
自分もそろそろ何かアクションを起こさなければ!と思ったのですが
実は今まで作った作品はどれもこれも脚本や絵コンテなんてまったく
用意せず行き当たりばったりで「作りながら考える」というやり方。
なら、時間もある(あり余ってる)ので今回はちゃんと作ってみようと思い
構想中の作品の絵コンテを作ってみましたので、その顛末をご紹介。
題して・・・
「コジエの絵コンテができるまで」
まずは全体の構成をわかりやすく整理してみました。
文字で書いていたら何がなんだかわからなくなったので・・・
全体構成図作成開始!
なんだこれ?
よく一緒にソレ系のビラや看板を観察して楽しんでいる
電波系ウォッチャー友達に見せたところ
「ホンモノだ!」
とのお墨付きをいただきました(当然、大爆笑しながら)。
そしていよいよメインの絵コンテの作成にとりかかるわけですが
とりあえず絵を描くためのコマをノートにたくさん作ったところで
初の絵コンテ作成開始!
各シーンのイメージを頭に思い浮かぶままに一心不乱に
描き上げました。
それで出来たのがこれ・・・
なんか、違和感・・・
んーなんというか・・・
絵コンテじゃなくて漫画じゃん!
どう考えてもおかしいだろ!
今思えばコマ割からしておかしいし。
絵コンテのつもりで描いたので当然「サイレント漫画」
他人が見ても台詞がないので面白い面白くない以前に意味不明です。
漫画家コジエの最初で最後の幻の作品。
ただし漫画としての価値は一切無し!
描いてる最中におかしいと気付けよ!
と思わず自分につっこみを入れつつもちょっと楽しかったです。
そんなわけで、絵コンテ作成はまんまと失敗しましたが
懲りずに第6回馬橋映画祭出品作品の作成を続けます。
漫画の新作は作成しません!
* * * * *
さて、本来であればここで「こんな映画が観てみたい」コーナー!
なのですが、今回は絵コンテのショックから立ち直れず・・・
と言うのは冗談ですが、つい絵コンテの件を長々と書き過ぎたので
記事としては次回に繰り越したいと思います。
ネタ切れでも、間に合わなかった訳でもないですからね!(キッパリ)
その証拠と言ってはなんですが次回の予告だけしておきますね。
それではみなさん、また3週間後に!
佐藤 a.k.a. コジエ
次回予告 『こんな映画が観てみたい! vol.3』 では
前回に引き続きドラマ編を公開予定です。
イメージは… -
Das Weisse Bandがファシスト映画です!! など
-
2010.02.14 Sunday 21:00
外人のneonwondergirlです。
私が馬橋映画祭の6回目のために、自分は一人でも映画を作ると思いますが、ユニットでも作ることになって、去年10月から企画して、12月から撮影し初めて、先週の木曜日に撮影が終わりました!撮影の期間は、自分が今まで馬橋のために作った映画の中では一番長くて、映画自体は一番短いです。まだ編集が始まったばかりで何分になるか正式には言えないですが、恐らく1分〜2分の間です。
そして、映画祭は初のエントリーシートができました!今まで映画祭に出してくれた監督の中には、今度仕事を辞めたり、契約切りになったりして、確かに3人もしかして4人がいて、だからではないのですが、そういうことも含め、次回の映画祭を楽しみしています!
皆さん、仕事を辞めて映画を作りましょう!
まあ、仕事をやりながらでも。
先日ニューヨークで見た映画を少し書こうと思いました。今回はミヒャエル・ハネケのDas Weisse Band (ホワイトリボン/白いリボン)です。
ネタバレをするので、内容が知りたくない方は読まないでください。
************************************************************
「Das Weisse Band」という映画は、1913−14年のドイツの一つ村が舞台です。
演技の技術とストーリーを作る技術がマイケル・ベーの映画に出てくる破壊を作る技術(このリンクの動画を見るには、音を消すといいです)と同じぐらいうまいです。
テーマの中では「父権制」と「ファシズム」が大きいですが、イングマール・ベルイマンの映画でも父権制のテーマが出て来て、スタイルとしてもベルイマンと似てるところがあるので比べちゃうのに、スタイルも父権制の扱い方もベルイマンほど面白くなくて、ファシズムのテーマについてもなっとくしません。
表面上では事実が確かではなく、映画が何かを尋ねてるかんじで作られてるのに、その問いに対して答えは映画の中でも全て既に決まっています。
主役の学校の先生と出て来る女性皆はピュアーな、悪いところが無い人達です。他に悪い男性が2人と、後は子供が何人が出てきます。子供達はその悪い男性の影響を受けて、悪いことをやります。
その学校の先生は映画でナレーションしていますが、彼の性格はあまりにも良すぎて、彼のオープニングナレーションでは「この話は全て本当かどうか分からない」と言うので、逆にこの映画はもしかして観客に疑ってほしいのではないかと思ったら、その疑うことができるところは具体的になくて、内容が本当は普通なのに、複雑にしてるだけです。
ストーリーでの殺人事件や、色んな事件があって、犯人は誰がやったというのは表面上でははっきりしないのに、実は子供達が犯人としか考えられません。
さらに映画の一番最後に、ナレーターが、「この後はヨーロッパで第一次世界大戦が始まった」 というような曖昧なことを言っていますが、この映画は「この映画で見せたことはドイツ社会でのファシズムの前史の一つの場面」を言いたいとしか考えられません。
つまり「子供達が悪いお父さん達を真似をし、ファシスト社会になった」しか言っていないです。ドイツのファシズムのテーマについては、インディ・ジョーンズ でヒトラーが出てくるシーンと同じくらい軽いです。
ファシズムをテーマにしてるのに、「無制限(無罪かもしれない)」のふりをして、本当は制限がある(有罪)」の立場なので、この映画自体はファシストではないかと。
****************************************************
三週間後ブログでは、自分が前回作った「新住まい」という映画と、先日ニューヨークで見たヴェルナー・ヘルツォークの実験的な「My Son, My Son What Have Ye Done」と、同じ監督の「バッド・ルーテナント」について書きます。お楽しみにしてください☆ !

- ←back 1/21 pages next→